使える英語フレーズ
2015年
4月
28日
火
熱射病/熱中症は英語で?
東京は急に暑くなってきました。
ゴールデンウィークには日焼けしそうです・・・
くれぐれも水分補給と、帽子を忘れずに・・・
熱射病(熱中症)対策ですね。
ところでこの熱射病、英語でいうと・・・
heat stroke
get heat stroke で 熱射病になる、
で覚えましょう。
Don't get heat stroke!
2014年
12月
10日
水
cool>chilly>cold>freezing
今年は東京もかなり冷えます。
「寒い!」を英語で表現するとき、おそらく英語初心者の皆様は、
It's cold!
ですべてまとめて乗り切っているのだと思われます(笑
ここで便利なスケールを覚えておきましょう。
cool < chilly < cold < freezing
この順に寒くなります。
coolは涼しい、chillyはちょっと肌寒い、底冷えする、coldは寒い、freezingは凍りそうな寒さ、
という感じ。
いまの東京はちなみにcold くらいかなあ。
北海道のほうはきっとfreezing でしょうね。
のスケールをどこかにペーストしておいてください。
2014年
12月
01日
月
師走を66語のカンタン英語で説明してみる
いよいよ12月。別名、師走。
さて、この師走、英語でどういうのか。
ネットを引くとたくさん解説が出てきますが、長かったり、難しかったり。
そこで、中学英語で、しかも66語で、簡単に説明してみました。
これぐらいの長さなら、職場のガイジンさんに、コーヒーブレークなんかにちょっと話せるし、
へーっとウケること間違いなし!
ということで、以下ご参照ください。コピペ、どうぞご自由に。
In Japan, we call December "Shiwasu". Shi means a priest or monk at temples and "wasu" stands for "runnning" in Kanji character.
Usually,they sit back and move slow, they have their staff go on errands.
But in December, at the end of the year, there are so many Buddist events, so even priests or monks have to run around.
That's why we call December "Shiwasu".
2014年
11月
11日
火
イチローの英語
メジャーリーグのイチローの去就、さてどうなるでしょうかね。
移籍市場、stove league の最中。
ヤンキースは彼にofferを出していないようなので、
どこかの球団でプレイするチャンスがあればいいのですが。
イチローのインタビュー映像は日本ではほとんど流れないですね。
でも彼の英語はとてもうまいといわれています。
日本のニュースを見ても、日本語訳されたものしか出てこないので、それをはかることはできません。
そう思って探していると、選手の移籍の噂話をまとめているサイトがあり、そこに彼のコメントが英語で載っていました。↓
”MLBtraderumors"
http://www.mlbtraderumors.com/
彼はオフィシャルな発言をする場合は、必ず通訳を通すと言われているので、この英語が彼自身のものか、通訳さんのものかはここでもわかりませんが、
少なくとも原文を見れる良い機会ですので、ちょっと見てみましょう。
文の構造もとても日本人的で(通訳が日本人だからか)わかりやすく、仮定法、関係代名詞なども出てきて、とても参考になります。
(チームの彼に対する注目度が下がりつつあるが、何か準備に変化はあるか、と聞かれて)
"Whatever my role is here — whether I'm a starter or not — my preparation never changes," said Ichiro. "Every day I'm going to do the exact same thing regardless of what my role will be. … If I was the type of player who changes the way I prepare myself, I wouldn't be the player I have been."
ここでの自分の役割-先発であるか否か-にかかわらず、自分の準備はいつも変わらない。
どんな役割であるにせよ、毎日まったく同じルーティンで準備をしている。もしその時々で準備のスタイルを変えるようなプレイヤーであったなら、いままでの自分はなかったのだと思う。
とてもわかりやすい日本人的英語ですね。
イチロー、来季もプレイできる場がありますよう!
2014年
11月
06日
木
そんなとき、too bad って言えるか?
先日、「ロボットが東大に入れるか」のニュースがあり、英語の問題が出ていました。
概要を再現するとおよそ次のとおり。
---------------------------------------------
A:「お父さん、入院してるって聞いたよ」
B:「そうなんだ、それで来週手術することになってね」
A:「 」
------------------------------
さあ、この流れで、Aに何と入るか、という問題で、選択肢が、
That's a relief. それはよかった
That's too bad. それは大変だ。
というのがあり、正解は That’s too bad.
である、という趣旨でした。家族はみな、「それは大変だ」のほうを選んだのですが、僕は「それはよかった」を選びました。
これ、日本語だったら、「それは大変だ」という言葉のなかに、同情とか、心配する気持ちが入ってきますが、That's too bad. というのは、たとえば「車をこすった」とか「彼女にふられた」とか、何か悪いことが起きたことに対する同情の気持ちであると思います。
「手術が決まったよ」
という事実に対し、僕なら「あ、それはよかった。うまくいくといいね」
という返しをします。
ここで That's too bad. という、ということは、「手術」を悪いこと(裏にはうまくいかないかもしれないという気持ちがる)と考えていることの表れだと思うのです。
この問題は、適正とは思えません。解釈に揺れ幅があるからです。もしこれが本当の東大の問題なら、大問題です。
容易に日本語訳をつけてしまった、この問題。
ロボットくんもまんまと引っかかってしまったようですね。
2014年
10月
04日
土
「相手の言ったことを確認する」
相手の言っていることのおおよそはわかるけれども、これでいいのかな?」と一応確認したいときがありませんか。
そんなとき便利なフレーズがこれ。
Are you saying that ~?
例:
Are you saying that the meeting starts at 13:00?
Are you saying that the due date is Oct.10th?
のように使えます。
普通の会話では、なんとなく流してもいいかなーということはよくありますが、ことビジネスや、時間や数字、そういったものは、きちんと自分が言い直して、相手に確認してもらう作業が大切ですね。
2014年
5月
21日
水
英語の丁寧表現スケール
英会話を話すとき、日本語にある丁寧ってないのかな?と思いませんか。
英語にも丁寧な表現はあります。
「ドアを開ける」という表現で考えてみます。
↑ 命令
-Open the door.
-Will you open the door?
-Please open the door. (Open the door, please).
-Could you open the door?
-I was wondering if you could open the door.
↓丁寧
解説:
最初のopen the doorから3つ目のPleaase...、ここまでは命令ですね。昔どこかで、依頼はwill you...で、というのを教科書で見た気がしますが、
will you で頼むのは、家族とか友人とかの親しい間柄。避けたほうが無難です。
Could you...から、丁寧さが感じられます。
最後の表現、I was wondering if... はとても使えますのでぜひ覚えてください。
「あの、もし~していただけたらいいのに、と思っていたんですが・・・」
英語の丁寧語の考え方ですが、一番きつい、というかストレートなのが、直接相手を指す(you)、そして現在の時制です。
なので、丁寧さを出すには、この例のように時制を過去にしたり、直接相手を主語にしない言い方を考える工夫をします。
でも、よく考えれば日本語もそうですよね。
「あの、お邪魔でないといいなと思っていたんですが・・・」
とかいいますよね?時制は?「思っていた」と過去じゃないですか!
*参考:東京大学 大学院 理学系研究科・理学部サイト トム・ガリー氏の記事
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/english/11.html
2014年
5月
09日
金
Your governmentという言い方
先日、オバマ大統領の演説シーンで、メキシコ湾の油田流出事故に対するコメントで、
「政府ができる限りのことをして、この問題に対処する」なんてセリフを言っていたのですが、よく聞いてみると "YOUR GOVERNMENT will do...." つまり「あなたがたの政府は」というスタンスからモノを言っている。日本では、「政府は…」という言葉にしかなりませんが、英語では、その時々の思いをこめて代名詞を使い分けるんですね。
もしオバマさんのWe can change も、I can...だったら、ちょっと高飛車に聞こえたかもしれませんが、WE をうまく使うことで、国民にも自分ごとに感じられた訳です。
このYOUR GOVERNMENT という言葉ひとつに、代名詞のニュアンスの持つ重さと、アメリカの「政府はあなたがた国民のためにある」という姿勢が感じられ、ちょっとうらやましくなりました。日本でもし、鳩山さんが「あなたがたの政府は…」っていわれたら、ちょっと背筋が寒くなりそう!?
2014年
5月
09日
金
オバマ氏のスピーチを味わおう
アメリカ大統領選も終り、民主党オバマ氏が圧勝しました。彼のスピーチはとても定評があります。人を動かし、共鳴させるスピーチ。それは、わかりやすい、シンプルな英語を使っていることも一理あります。ここに、あるときの彼のスピーチ原稿を拾って見ました。演説のテーマはTurn the page.(新しい一ページをめくろう)。きっと初心者の方でもわかる英語ですので、ご一緒に見てみましょう。
<strong>Turn the page</strong>
I am confident about my ability to lead this country. But I also know that I can’t do it without you. There will be times when I get tired, there will be times when I make a mistake ? it’s true,
talk to my wife, she’ll tell you. But this campaign that we’re running has to be about your hopes, and your dreams, and what you will do. Because there are few obstacles that can withstand the
power of millions of voices calling for change.
(訳)新しいページをめくろう。
【私は、この国をリードできる自信がある。しかし、これは、あなたの力なしではなし得ないことだ。私だって、ときには疲れ、間違いを冒すこともあるだろう。これは私の妻に聞けばわかるさ、彼女がよく知っているから。しかし、いま私たちが行っているこのキャンペーン(選挙)には、あなたの希望や、夢や、あなたの未来がかかっているのだ。そして、これは、変化を求めている何百万もの声を持って乗り越えられない障害など、ほとんどないに等しい。】
いかがですか。とてもシンプルでしょう。レッスンでネイティブが得意げに使うようなスラングなどはでてきません。Iam confident about my ability to lead this country.-この国をリードできる自信がある、なんて、なんて力強い言葉なんでしょう。同じ言葉を麻生さんが言っても、きっと何かしっくり来ないでしょうね(笑)。
そして、that I can’t do it without you.(あなたの力なしにはなしえない)と上手に国民を巻き込んでいる。また強がるだけでなく、途中で自分の人間的な弱い部分を出し、奥さんを引き合いに出してジョークも入れている。
そのあと、「何百万もの声を持って乗り越えられない障害など、ほとんどないに等しい」というところで、聴衆の心をぐっとつかんでいくのです・・・。
うーん、うまい。これは英語、という言語ならではなのでしょうか。日本語でも、こういう扇動的なスピーチが可能なのでしょうか。
そして、この演説のクロージングです:
It’s time to turn the page for hope. It’s time to turn the page for justice. It is time to turn the page and write the next chapter in the great American story. Let’s begin the work. Let’s do this together. Let’s turn that page. Thank you.
(訳)【さあ、いまこそ希望へのページをめくろう。正義へのページを開くときだ。いまこそページをめくって、新しいアメリカの歴史の新たな一ページをつくるときだ。その仕事をはじめようではないか。皆さんと一緒に。新たなる一ページをめくろう。ありがとう。】
It’s time to turn the page・・・というフレーズを韻を踏むように、何度も繰り返しています。そうすることで、このメッセージがズシンと心に響くのです。
なんと、一国をリードするにふさわしい人物の言葉か。感動すると同時に、うらやましい。
麻生さんも、ホテルのバーばかり通っていないで、こういったしゃべりを身につけていただきたいものです。
2014年
5月
09日
金
“I hear you.”
日本ではアパートをシェアしている人は少ない様ですが、アメリカではほとんどの大学生が経験することです。大学の事務局にはシェアのブックがあります。女性が男性の、反対に男性が女性のルームメートを持つ事も普通のことです。経験がないと驚くかも知れませんが、スペースが広いので抵抗はありませんね。部屋に鍵がついているし。冷蔵庫もシェアするので、自分のミルクが飲まれていたり、アイスクリームが食べられたりすることは時々ありましたが。だから名前を書いていました。自分も間違えない様に。
ただ単にシェアするだけのドライな関係が多いのですが、時には顔を会わせた時に、話しをします。まあ職場の同僚に近い関係かもしれません。
ニューヨークでアパートをシェアしていた頃、ルームメートのこの言葉に幾度となく救われたものです。話すだけで気分が楽になることってありますよね。微妙なニュアンスは日本語でも伝えることは難しいもので、それが英語という異文化を通してとなるとなおさらの事。
最初にこの言葉を聞いた時は、「聞いてるわよ。」ってこと?と思ったのですがそれなら現在進行形になるはず。でも”I’m hearing.”ではなく”I’m listening.”ですね。相手が上の空で、”Are you listening?”(聞いているの?)とは言っていないのに、どういうこと?
例えばテレビのニュースで何かの事件、あるいは社内で転勤等のニュースを聞いたのならば、“I heard.”が適切。コーヒーショップに友達と一緒の時、隣のテーブルの会話が聞こえました。あなたの意思に関わらずに聞こえたのだから、”Did you hear that?”(今の聞いた?)が正しいですね。さらに、何か物音が聞こえた時もこの”hear”を使います。”Did you
listen?”は間違い。
ルームメートは私が切々と話している事に対し、「聞いてるわよ。」と言ったのではなく「あなたの気持ちすごく良くわかるわ。」という意味だったのです。相手の心情が伝わってきた時に出てくる言葉です。”I understand.”も使いますが、”I hear you.”はぐっと気持ちが近づく、感じでしょうか。
さらに、同じような経験があるのならば、”I was there too.”(私にもそんな事があったわ)のフレーズも使います。これも英語独特の言いまわしですね。「そこにいたわ」だけではなく、状況によって経験をも意味するんですね。簡単な英文ですが、この一文で表現が豊かになります。
“hear”の効果って凄い。ただ「聞く」という意味だけではないのです。現在形で使う事により微妙な気持ちを伝えられるんです!こんな言い回しをあなたのボキャブラリーに加えて、表現力の隙間を埋めていきましょう。英語がさらにおもしろくなります!
2014年
5月
09日
金
"make a good husband"?
“He will not make a good husband””
大学時代、私はニューヨーク校外の日本レストランでウエイトレスのアルバイトをしていました。アメリカでの生活が始まってすぐのことです。数人の日本人スタッフ以外、お客様はほぼアメリカ人、会話の半分くらいしか聞き取れなかったはずです。
まず着物をひとりで着るまで40分格闘しました。カクテルの名前、お寿司のお魚の名前から始まって、お料理の説明等等、覚えることは山ほどあり、泣きそうでした。とにかく何が何だかわからないまま、必死でした。そんな中で、”You make a good waitress!”と言われた時は、かなり嬉しく思いました。
直訳すると「あなたはいいウエイトレスですね。」ですが「よくやっていますね。」といった感じでしょうか。この時”make”がひっかかりましたがニュアンスで理解できました。
では何故be動詞ではなくmakeを使うのか?と思うでしょう。
A. “You are a good waitress!”
B. “You make a good waitress!”
“make”には強調のニュアンスが含まれていますので、Bの方が強い誉め言葉、こう言われた方が嬉しさは増しますね。
このフレーズは便利ですよ。例えば女同士の会話の中でこんな風に出てきます。
“I think my boyfriend will make a good father, but not a good husband.”「彼は良き父親にはなりそうだけれど、良い夫になるかどうか・・・」
今回は”make”を使ってもうひとつ。嬉しさや喜びを表現する時のフレーズをどうぞ。
“You made may day!”
これも日本レストランでの会話。常連のお客様が母娘で来ました。私はお母さんとは初めて会ったので、彼女に向かって、”I thought you’re her sister.”と言ってみました。するとお母さんは”Oh, you made my day!”と満面の笑み。半分お世辞で言ったのに、やけに喜んでいました。ふ~ん、アメリカ人はこうなんだぁ、と思いましたね。
誉められた時は勿論”Thank you!”も使いますが、このひとことの方が遥かに感激の度合いが高いですね。日本語にはない言いまわしですが、「嬉しい!今日は特別な日だわ。」でしょうか。
“make”を使ってより豊かな表現ができます。お世辞じゃない?と思ったとしても使いましょうよ。最初のうちは練習しないとね。誉められてunhappyになる人はいません!
2014年
5月
09日
金
“I’ll go to the john ?????”
London に住み始めてすぐのこと、イギリス人の友人とCafeで話していたとき、彼は突然、“I’ll go to the john” と言って、どこかへ消えてしまいました。
えええ? 1人残された私。。。 もう彼は帰ってこないのかな? Johnという友人の所へ行ってしまったのかしら?
と1人悩んでいたら、彼は2,3分で戻ってきました。なーんだ、お手洗いかしら? 私が心配そうな顔をしていたので、彼は“I just went to the loo.”
と優しそうに説明してくれたのですが、またまた????
結局、どちらもトイレと判明。1年半の滞在中、the john はあまり聞きませんでした(これは、アメリカ英語なので。でも私の友人はわざと使ったようです)。90%のイギリス人(イギリス人以外の人も含む)はthe loo(トイレの話し言葉) と言ってました。あと10%はthe toilet と言っていました。
でも、イギリスは階級社会で、クラスが違うと話し言葉が変わるので、上流階級は違う言葉を使っているようですが・・・・(表向きは)
先ほどからトイレ、トイレとすみません。でもかなり身近な問題なので、ぜひお付き合い下さいませ。
私はアメリカに住んだことがないので、アメリカ英語に関しては情報としてしかわかりませんが、イギリス英語とアメリカ英語には日本人が考えている以上に違いがあります。イントネーション、スペル、単語その物も違いますが、このトイレも、そのひとつ。アメリカでは、toiletと直接すぎる言葉はほぼ使われないと思います。
the bathroom / the restroom / the men’s (ladies’) room / the washroom
the lavatory / the powder room etc
その他、俗語に到っては数限りなく聞いたことないような単語がいっぱい
(でもあまり使われていないとは思いますが・・・)
もし、アメリカ・カナダへ行かれる場合は、やはりtoiletは避けて、
個人宅の場合なら
“Where is the bathroom?” “Where can I wash my hands?”
パブリックな場所、デパート、ホテルなど
“Where is the rest room?” “Where can I find the lavatory?
などが安全でしょう。
イギリスの場合は、
“Where is the loo?” “Where’s the toilet?”
で大丈夫です。
ちなみに、トイレ行かなくっちゃ!
“I need to go !” とか “Nature calls” (自然現象)なんてのもありますよ!
2014年
5月
09日
金
DOGの発音、言えますか?
英語のネイティブはお腹から声を出すとか、腹筋を使ってしゃべるとか言われます。でも、ネイティブの発音に近づきたいからと腹筋運動をしたり、発声練習を特別する必要はありません。「ネイティブらしく発音するために発声方法から指導しましょう」という謳い文句のセミナーなどをときどき耳にしますが、私はわざわざ時間とお金をかけて教えてもらうほどのことではないと思っています。
腹筋を使う、使わないという問題の焦点となるのは、[a/?]の音です。例えば、dog も[dag/d?g]です。[dag]はアメリカ西海岸の発音で、敢えて言えば「ア」に近く、[d?g]はアメリカ東海岸やイギリスの発音で、敢えて言えば「オ」に近いです。
「ア」に近いか「オ」に近いかと気にする前に、より通じやすくするためには、口の奥に卵が入っているような気持ちで、口の奥をカット開け、「ア」か「オ」と言ってみて下さい。あくびをするほど開いて口の奥に張りを覚えるようでは開きすぎです。唇の所を広く開ける必要はありません。あくまでも口の奥に空間を作ろうという気持ちです。
唇を比較的前に突き出す癖のある方は、「オ」に近くなり、そうでない方は「ア」に近くなるでしょう。
口の奥を開けると、その周辺の筋肉が伸びます。力を入れて筋肉を縮めている状態ではありません。縮めれば、口の奥が狭まることになります。口の奥周辺の筋肉に力を入れていないのですから、口の奥の筋肉で発声を支えることはできません。声を出すためには、腹筋から唇の先に至るまでの息の通路のどこかで筋肉の緊張が必要で、その筋肉の緊張が息を積極的に押し出すことで声が出るのです。[a/?]の音の場合は、口の奥の筋肉の代わりに、比較的腹筋による発声の支えが必要になります。
カタカナ的に「ドッグ」と言った後に、以上のことを気にして”dog”と言って、二つの発音の違いを実感してみて下さい。[a/?]では、[a/?]で口の奥を開け、[g]で口の奥を閉じるわけですから、カタカナ的な「ドッグ」よりも[g]が出てくるまで時間がかかり、ダァ ~ [g] みたいに、必然的に母音部分が少し長く発音されることになります。
音、リズムともに通じやすくなると思います。
2014年
5月
09日
金
“What’s cooking?”
アメリカで働いていた頃、廊下ですれ違った同僚に聞かれました。一瞬私はえっ、何の事???その時は忙しかったので笑ってごまかしました。”What are you
cooking?”なら勿論わかりますよね。でも何が料理されているの?でもないし。それにオフィスの廊下でcookingのことを聞くはずがない!そうこうしているうちに、他の人達のやりとりを聞き、挨拶ね!とわかりました。それからは笑ってごまかさず、それなりに返しています。
今日は中学1年で最初に習う”How are you?”以外の挨拶のフレーズを紹介したいと思います。ここまで来ると ”What’s cooking?”の意味はもうおわかりですね。「調子はどお?」という意味です。”How are you?”は誰にでも使えますが、”What’s cooking?”はcasualつまりくだけた言いまわしです。あなたの上司にはこの表現は不適当ですが、上司以外であれば、職場でも頻繁に使います。この他にも幾つかあります。
“What’s the scope?”
“What’s going on?”
“What’s new?”
“What’s happening?”
これらはすべて同じ意味で”How are you?” ”How are you doing?” ”How have you been doing?”の代わりに使います。
では次にどう答えるのか?
“How are you?”の様にyouで聞かれていないので、”Nothing much.”(別に変わりないわ)と答えても良いし、日常、非日常的な変化があれば伝えます。たとえば”I’m moving soon.”(もうじき引越しなの)”I had a big argument with my coworker
yesterday.”(昨日会社の人と喧嘩しちゃった)等。又はその会話の前後の出来事。”I fund a nice restaurant around the corner today. We should try it.”(近くにいいレストランみつけたの。今度行きましょうよ)。
何もドラマチックな事を聞いているわけではありません。欧米人は日本人に比べて表情やジェスチャーはドラマチックですが、毎日の生活にそうドラマがあっては疲れますからね。この表現は知り合いのみならず、顔見知りの人にも使えます。例えばエレベーターでいつも一緒になるマンションの住人や、いつも行くお店の店員さんなど。是非使ってみてください。英語をぐっと、あなたの方に近づけましょう。
そして別れ際には無言で去らないで!必ず”Have a good day!” ”Have a nice weekend!”と。ランチに行く同僚には”Enjoy your lunch!”と笑顔でね。
2014年
5月
09日
金
Come or Go?
Comeは来るでGoは行くと単純な使い方ではないところが英語の面白いところ。
ニューヨークの大学に通っていた頃のクラスメートとの電話のやりとりを思い出しました。同じ言語学専攻だった中国系アメリカ人Lorryに招かれたChinese New Year Partyの当日。約束の時間をかなり過ぎた頃彼女から電話。
ローリー:どしたの?
私:もう出るところ。ケーキ屋さんに①行ってデザート買って持っていくけど、何がいい?
ローリー:何でもいいわよ。何時頃②来るのよ?
私:わかった。2時頃③行くわ。
ローリー:わかったわ。じゃあ後でね。
①はgo。②はcome. では③はCome or Go?
①は向っているのはローリーの家ではないのでわかり易いですね。②はローリーが自分の所に来るのは何時と聞いているわけですから、これも問題なし。ところが③は私が行くのだからgoを使いたくなるのですが、これは間違い。私は聞き手であるローリーの所にいくのであるから、comeを使わねばなりません。
英語ではこんな風になります。
Lorry: What’s going on?
Me: Leaving in a sec. I’m going to a bakery to get some dessert. What should I get?
Lorry: Anything’s fine. What time are you coming?
Me: OK. I’m coming around two.
Lorry: All right, see you then.
②もしここで私がI’m going around two.なんて言っていたら、ローリーはgoingってあなたいったいどこ行くの?と、思ったでしょうね。
それではここで、こんな状況を描いてみてください。同僚達と仕事帰りに近くの居酒屋へ。同僚は用意が出来ていないあなたを待っています。
同僚:もう行くわよ!
あなた:待って!今行くから!
Your coworker: We’re going!
You: Wait! I’m coming now!
あなたは待っている同僚達の所に向って行くのですからI’m coming!ですよ。come or goと迷ったら上の状況を思い出してみて。
2014年
5月
09日
金
Are you busy? ≠ あなたは忙しいですか。
あなたはどれだけ用事が詰まっていると「忙しい」と言いますか。私の場合は、三度の食事も何か仕事をしながら取り、お茶を飲む間でも何かをし、お風呂に入る時間も10分以内と決めて、一日の睡眠時間が5時間以内という状態になると、ようやく「忙しい」と言います。ですから、「忙しいけど、食事でもしにいこうか」などという台詞は到底私の理解の領域を超えています。
どの程度予定が詰まっていれば忙しいと感じるかは、日本人の間でも様々です。それが国境を越えると更に様々になりますが、日本人と欧米人の間ではおおまかに見て一つ境界線があるような気がします。
I’m busy today, but have a few minutes to talk to you.
と言われて、じゃあ、話す要点を急いでまとめなければと思っていたのに、あれよあれよという間に時間が経って、30分も話し合っていた経験があります。忙しいのに時間を割かせてしまって申し訳ないと謝りましたが、相手は別に焦っている様子も見せず、後1時間半のうちに同じ建物内にある二ヶ所の事務所に印刷物を届ければ今日の用事は終りだと言います。「まあ、そんなことだけで忙しいと言うなんて、常識のずれた人だこと!」とその時は思いましたが、その人が常識外れでないことは後々わかりました。
Are you busy? というのは、何か予定が入っているかという意味であって、予定が沢山詰まっているかという意味ではないらしいのです。そこで I’m not busy. と言うと、「じゃあ、何も予定がないだんだったら、映画を見に行こうか」とか「食事に行こうか」ということになります。I’m not busy, but I have to work till 5 o’clock.
などと言ったら、相手は混乱してしまうかもしれません。「何も予定が無い、つまり時間が空いているよと言いながら、5時まで仕事があるなんて、どういうこと?」と思われそうです。
一方、I’m busy. という言葉は、国際ビジネスにおいて日本人泣かせのようです。日本人は、ビジネスにおいて「時間的に無理があります。」という言い方はしても「忙しいので、できません。」とは滅多に言いません。「他の客の仕事で手一杯であなたの仕事ができない」というのは失礼だから言えないということなのでしょう。しかし、欧米では、“I have a lot to do.” とか “I was
too busy to send you an email.” という表現は決して禁句ではないようです。社運をかけてスケジュール通りに物事を運ぼうと、残業をしたり、他のスケジュールの微調整を重ねて時間をひねり出したりする日本人の目には、そうした欧米人は大した度胸持ちに見えるかもしれません。しかし、彼らは決して怠け者ではなく、これには「busy ≠
忙しい」の言葉の違いを超えた歴史と文化の差がありそうです。逆に、彼らからすれば、無い時間を創り出す日本人の常識は信じられないかもしれません。
欧米の相手先のせいでスケジュールがどんどん遅れてしまうといらいらする前に「busy ≠ 忙しい」を頭に入れておけば、少しは気持ちが前に進むかもしれません。でも、その文化の差を見込んだ具体的なスケジュール調整は、大変だとは思いますが、個々人の腕の見せ所ですね。
2014年
5月
09日
金
'I’を主語にしてモノを頼もう
レッスン中に夏の海外旅行の話題も多くなりました。ゴールデンウィーク中の海外旅行では‘This one, please.’(これちょうだい。)の指さしオーダーでなんとかサバイブできたというEriさん(20代・会社員)。「次こそがんばるわっ!!」と決意して、英語の丁寧表現を覚えていきました。あとは来月の海外旅行で実践あるのみ!です。ではEriさんがマスターした表現のバリエーションをみていきましょう。ポイントは‘I’(わたし)を主語にして相手にうかがう気持ちです。
○ Can I have this one?:「これください。」→ ややくだけた言い方
○ May I have this one?:「これいただけますか?」→ Can I ~?より丁寧な言い方
○ Could I have this one?:「こちらいただけますか?」→May I ~?より丁寧な言い方
ではここで問題です。今イギリス南部の海岸沿いにある窓からの眺めが美しいレストランにいると想像してください。ゆったりとした気分でディナーを楽しんでいたら、もう一杯ワインがほしくなりました。そしてヒュ-・グラント似のやさしそうなウエイターに話しかけます。さてどのように言いますか?大人の英語(一番丁寧な表現)にチェレンジしてみましょう。(英語上達には想像力も大切ですね!今回は私の好みですが…)
答え:
○ Excuse me, sir. Could I have another glass of red wine, please?
「すみません。赤ワインのおかわりをいただけますか?」
すぐに Certainly, madam. 「かしこまりました。」と言われそうですね。
他にも「~をください」という表現は、I'd like や I'll have もあります。例えばイギリスのパブで、
○ I'd like (I'll have) a pint of Guinness ,please.
「ギネスを1パイントください。」(pint:中ビンくらい)
と言えます。上の例はI'd like+名詞 ですが、動詞を使って言いたい時は、I'd like to +動詞の原形 になります。
○ I'd like to see the menu, please.
「メニューをみせてください。」
ちなみに I
want~.は「~がほしい。」という表現で丁寧ではないのでフォーマルな場では使わないほうがよいですよ。そうそう、最近見たテレビ番組で日本に住むちょっとこわそうなネイティブのオジサンが「きれいな日本語を使ってください!」と若者言葉ばかり使う女の子に訴えていました。やはり私たちも相手に失礼な印象を与えないように場面に応じた英語表現をうまく使い分けていくことが大切です。旅の恥は…にならないように。では『指さし英語』を卒業して海外旅行でさらに会話を楽しみましょう♪
2014年
5月
09日
金
私のこと、愛してないの?~Don’t you love me?
いまいち乗り気ではなかった彼と付き合い始めてしばらく経ったある日、とうとう彼はこう聞いてきました。気持ちが掴めない彼は ”Do you love me?” じゃなく”Don’t you love me?” と。あなたにしたら、えっ!?困った微妙な状況。さて、あなたならどう答える?
日本語だとこうなります。
「僕のこと好きじゃないの?」
①「いいえ、好きよ。」
(否定) (肯定)
②「ええ、好きじゃないわ。」
(肯定) (否定)
これをそのまま英語にしたら、それこそあなたは You WII BE in a trouble!
何が違うの?
私達日本人が何気なく使いこなしている日本語の否定疑問文の答え方(否定と肯定のあみ合わせ)は、かなり洗練されています。英語の方がシンプルなルール(肯定と肯定、又は否定と否定)です。とは言うものの、いざ聞かれると、頭の中が急速回転。
(誤)”No. I love you.”
(誤)”Yes. I don’t love you.”
なんて言ってしまい、相手を混乱させた経験があるのでは?
日本語は「僕の事好きじゃない」という内容を否定(いいえ)、つまり好きなので①、内容を肯定(ええ)すると、好きじゃない事になるので②.
Tip:
正確に答えるTip(こつ)はただ一つ、頭の中で訳さない!否定疑問文もただの疑問文も答え方は同じ。”Don’t you love me?” と聞かれても、”Do you love me?” と聞かれても、彼を好きならYes 嫌いなら No. 慣れると英語の方がかえって簡単!付加疑問文 “You don’t love me, do you?” (僕のこと好きじゃないんだね?)や“You
love me, don’t you?” (僕のこと好きだよね?)の場合も答え方は否定疑問文と全く同じです。
“Don’t you love me?” と聞かれたら、自分の答えに焦点を当てて、こう答えましょう。
I love you. だったら ”Yes. I love you.”・・・①
(肯定) (肯定)
I don’t love you. なら “No. I don’t love you.”・・・②
(否定) (否定)
Tipを使えばnot が入った疑問文も怖くない。話し相手を探して練習してみてください。
これを使ったお役立ちフレーズをひとつ紹介します。たとえば、外国人の集まるパーティーで、日本人は最初の一言が苦手。こんな時には迷わず
“Haven’t we met somewhere before?”
(以前に何処かでお会いしませんでしたか?)
と声をかけてみましょう。
日本人には聞けなくとも、英語ならこのフレーズでGO!
“Yes.”なら以前にどこかで会ったことがあります。
“No.”の場合は会ってはいませんが、これをきっかけに話を始めましょう。”This is a beautiful place, isn’t it?” って感じでね。
パーティーでの会話のきっかけに、付加疑問文はとても便利。どんどん話しかければきっと楽しめます。
Enjoy yourself!
2014年
5月
09日
金
liveと言ったのに、leaveと思われたこと、あるある!
英語と日本語の発音を比べた場合、特徴的な違いとしてよく取り上げられるのが[r]と[l]や[f]、[v]の音です。
ところが実際、これらの音だけを練習してもネイティブらしく発音できるとは思えませんし、通じないことさえあります。
いわゆるカタカナ英語のように発音しても英語の音らしく聞えるのは[k] [g] [t] [d] [h] [b] [p]くらいなものです。
とかく子音の発音の違いに目が行きがちですが、意外な盲点は母音にあります。
英語を母国語とする国や地域の間でも、発音の癖の違い、いわゆる訛りがあって、互いに聞きにくいと感じられるのは、実は、大概母音の違いが原因なのです。
そこで、よりネイティブらしく、また、より通じやすくするために、ちょっとした発音のヒントを述べましょう。
多くの教科書や参考書で意外と説明されていないのが[i]と[i:]の音です。
[i]は「イ」を短く言う音ではありませんし、[i:]は「イ」を長く伸ばす音ではありません。
[i]は日本語の「イ」と「エ」の中間です。
上の歯と下の歯の間に軽く指を一本挟んで「イ」と言ってみて下さい。そうして出てきた音が[i]です。日本語の「イ」としては少し暗い感じがしますね。
続いて[i:]です。子供になったつもりで、嫌なガキンチョに「あんたなんて嫌い!イイーだ!っ」と言うつもりで、「イー」と言ってみて下さい。英語の[i:]に近い音が出ます。通常の日本語の「イ」よりは少し張ったようなきつい音です。
I live in Tokyo. と言って、ネイティブの人に変な顔をされたことはありませんか。
もしあったとすれば、それはI leave in Tokyo. と聞えていたはずです。I leave in Tokyo.では「私は東京において離れる」という意味上変な文になってしまいますね。
He isは、カタカナ英語のように言うとずっと同じ「イ」の音が続いてしまいますが、実は[hi:iz]で、途中で、明るく張ったような音[i:]から暗めの[i]へと音が変わります。
身近な語や文でこの二つの音を注意して練習してみて下さい。特に[i]は音が暗くなるので「これでいいのかな?」と思うかもしれませんが、きっと格好良くネイティブの発音に近づいていると思いますよ。
2014年
5月
09日
金
What restaurant or Which restaurant?
先日、体験レッスンで、「じゃ、どのレストランがお勧めですか?」という会話になり、それを英語にすることに。すると担当の先生は”What restaurant do you recommend?”と言う。あれっ、この場合はWhich restaurantじゃない?って英会話ビギナーの皆さんなら思うはず・・・。どちらが正解?
実は、どちらとも正しいです。でもなんだか、What restaurant っておかしいような・・・。これは、皆さんがよく知ってる What is it? のwhatとは少し違うもの。what is it?のwhat は 疑問代名詞というやつですが、what restaurantのwhat
は疑問形容詞なのです。形容詞なので、次の名詞を修飾し、どの~っていうふうに使えます。ほら、どんな種類の・・・?と聞くとき、"What kind of food "とか言いましたよね。あれも疑問形容詞のwhat です。
ちなみに、「どちらも正しい」というのは、what restaurant の場合は、まだ具体的なレストラン候補の話まで進んでいなくて、「なんか食べようと思うんだけど、どっかいいとこある?」的な感じですね。一方、which
restaurant になると、「なるほど、いくつか教えてくれたけど、その中でどれがいい?」と、ある程度選択肢が狭まった感じですね。なにげないポイントですが、こんなところで、突っかかっている人は多いもの。私も今回、改めて確認することができました。H先生、ありがとうございました!
2014年
5月
09日
金
Where do you come from? はNG
街やカフェで、何かのきっかけでとなりのガイジンと会話が始まり、まず貴方が聞きたいのは「で、あなたはどっからきたの?」という質問では。その際、どちらがよいでしょう?
A.\tWhere are you from?
B.\tWhere do you come from?
答:無難なのはA。これはネイティブに聞いたのですが、”come from” という表現には、物理的にどこからきた(これが私たちの本来聞きたいことなんですが)、という以外に、「どこそこ出身の」のというニュアンスが強いのだそうです。もっときつくいうならば、本人のアイデンティティを問うほどの深い質問にも聞こえるとか。カナダ人の友人S君はこんなふうに説明してくれました。
「日本人はほぼ単一だけれど、カナダとかアメリカは他民族国家。なので父親がドイツから移民してきた、とか、自分が小さいときに親に連れられてこの国にやってきた、とか、そういう人がたくさんいる。この where do you come
from? という言い方は、そういう人たちに向かって、暗に君は生粋のアメリカ人(カナダ人)じゃないね(それは、アクセントとかしゃべり方から感じられる)。いったいどこのウマの骨なんだい?みたいに、相手を卑下する意味にも聞こえることもあるんだ」
もちろん、日本に来ている旅行者にこの質問をすれば、「ああ、物理的にどっから北のかを聞いてるんだな」と思うはずですが、私たちがかの地へ行って、そういう聞き方をすると、場合によっては礼儀を逸することもある、ということですね。私もそこまでシリアスなニュアンスが、この come
fromに含まれているとは知りませんでした。ですので、ただ気軽に「ご旅行で?どっから来たの?」と聞きたいときは、Where are you from? と聞いておくほうが無難ですね。
2014年
5月
08日
木
You have no choice! 絶対来てよ?
10年ぶりも会っていないアメリカの友人に電話をして
遊びにいっても(つまり泊まっても)いいか、たずねたことがあります。 こんなとき、日本語だったらどう答えるでしょう?
「おぉ、久しぶり。ぜひ寄ってよ」
これを日本人的頭で英作すると、おそらく
"Please come to my house."
とかになるのでは?
しかし、友人のSteveは、こう言いのけました。
"You have no choice."
(選択肢がない⇒絶対来てよ、の意)。 こう表現することで、強い期待、歓迎を示す。
こういったフレーズをつくる発想は、なかなか私たちにはないですよね。
何気ないこうした言い回しを発見するたび、シビレてしまうのは私だけ?
言葉ってホント、おもしろいです。
2004年
7月
10日
土
You made my day.
さあ、このフレーズはなんと訳しますか?
「あなたが私の日を作った」??
これは、「あなたのお陰で、今日は素敵な日になった」という相手に対する誉め言葉です。ただ会話をするだけでなく、ちょっと洒落た一言で 相手を誉めたり、感謝の気持ちを表すことができればいいですね。
さあ、次に思いがけず親切にされたら、こう言ってあげましょう。You made my day!