昨日、六本木にて某外資系企業で受付として働くAさんとのレッスンでした。
内容は「英語の受付電話対応」。今回はワンタイムレスキューなので、120分、1回完結です。
電話での英語対応が求められるのですが、果たして自分の英語が正しいのかどうかを見て欲しい、また一緒に文を考えてほしいとのこと(YECではこういったご要望にもお答えできます)。
お電話いただいてすぐ次の日のレッスンでしたので、すぐにメールにて
「今回のレッスンでの聞きたいこと」
をまとめて送っていただきました。やる気のある方って、こういうところが素晴らしい。即行動!おかげでお会いするまでにざっと資料に目を通し、添削も入れることができました。営業の電話で、「~さんにとりついでほしい」「資料を送りたいので、意見を聞きたい」などにどう対応したらいいのか、など。
It's our policy not to connect those calls.
のようなフレーズをいくつか提示しました。
また彼女は、最後に Thank you for calling. と言っている、とのことでしたが、こういった、ちょっと押しつけがましい営業の電話などには、もう少し、ピシッと、でも角が立たずに終わらせるフレーズがあって、それは
Thank you for your understanding.
です。
英語って、前もって自分が相手に期待することを先に言ってしまう、そうすれば相手のグウの音もでない、のようなところがありますよね。
Thank you for your coprporation. (まだ協力していないのに、こういう末尾で終わるレターとかありません?)
Thank you for not smoking.
とか。
この場合も、Thank you for your understanding. とダメ押しすることで、「ご理解いただきありがとうございます(…というわけでうちにはいらないから、そこんとこ察してよね)」というニュアンスを暗に伝えることができます。
こういった細かさを、相手の立場やリクエストの種類によって使い分ける、という細かい指導ができるのはやはり日本人講師のメリットかなと思いました。Aさん、ご縁をいただき、ありがとうございました。
またいつでもご相談ください!
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