最近ニュースでよく「イスラム国」という言葉を聞きます。
これを聞いて、なんだか違和感を感じた方はいませんか。よくよく調べてみると、
実のところは、イラクとシリアで活動するイスラム原理主義過激派組織のことを言っているようです。
英語は、
Islamic State
なので、あてている言葉としては合っている。でもそれでいいのか?
そもそも「国」というのは、一定の領土を有し政治的に組織され、主権を有するもの。かつ対外的に認められれていること。
この Islamic State は、もちろん対外的には国家として認められていない(多くの力を持つ諸国からは、という意味)ですから、
そこに安易に「国」という訳語をあてるのは、どうかと思うのです。
NHKでは「イラクとシリアで活動するイスラム過激派組織」などという表現を使っているようですが、
こちらのほうがしっくりきます。
誰ががそれほど深く吟味もせず使い出した言葉が、その外来語の訳語として定着してしまう・・・
ちょっと恐ろしいですね。
皆さんもぜひ、おやっと思ったら、原語にあたってください!
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A (水曜日, 14 1月 2015 00:46)
どうも仰る意味がわかりません。
原語の「State」という語は国や連邦州という意味で、過激派という意味ではないと思います。
また、北朝鮮その他、今日国と認められているように見えるところも、初めから世界的に国と認められていたわけではないと思います。
それとも、Islamic State という英語表現そのものが(政治的に)おかしいということでしょうか?。
A (水曜日, 21 1月 2015 19:34)
追記
Islamic State of Iraq and Syria
という原語自体が
イラクとシリア(という二つの国をまたぐ?)のイスラム国
ということになり奇妙に聞こえます。
いずれにせよ、かつての北朝鮮のような、強引な「自称新興国」というところでしょうか。
B (土曜日, 24 1月 2015 01:02)
「よくよく調べてみると」の意味は、「ニュースで『イスラム国』の指し示すものを見ると」ということだと理解してるけど、
記事主さんの指摘は具体性を欠いてて理屈といえる程の筋は通ってないように思う。
とはいえ『イスラム国』という言葉への違和感は感じてた。
以下全て、記事主さん同様、論理の通らない見解を述べさせてもらうと、
『イスラム国』という言葉は、イラクやシリア等のいわゆるイスラム系の中東諸国に対して
市民に敵対意識を植え付けることを目的として作られた言葉である可能性がある。
「誰ががそれほど深く吟味もせず使い出した言葉」ではなく、「誰かが悪意をもって作り出した言葉」。
「定着してしまう」のではなく、「定着させようとしてる」。
プロパガンダって言うのか、イスラム系諸国への反発意識を育てようとしてる。
911と呼ばれるアメリカによる自爆テロとか、日本軍による満州鉄道爆破事件とかと同じ、
敵を仕立て上げて
C (土曜日, 24 1月 2015 01:05)
・・・文章は不自然にここで途切れている。