高校野球が真っ盛りですね。
野球で思い出したのですが、高校野球では5回以降は10点差、7回以降は7点差があると、コールドゲームとなり試合終了となります。(ただし決勝戦をのぞく)
今年の地方大会、すごい試合がありました。
石川県大会の決勝では、星稜対小松大谷の試合、9回裏8点差があったそうです。これ決勝じゃなかったら間違いなくコードゲームでした。
ところでこの、コールドゲーム。
私はずっと cold game と思っていて、「なぜ冷たいんだろう。冷酷に終わりになるからなのか」
などと思っていました。皆さんは大丈夫ですか(笑
これ、正しくは called game.
英語のサイトで調べますと、
A called game is one in which, for any reason, the umpire in chief terminates play.
とあります。
つまり、主審が「これでゲーム終わり!」と大声で宣言する、というところから
「審判によって叫ばれた」ゲーム、ということで、called game なんですね。
辞書をみると、called; 試合中止を命じられた、という意味で、形容詞として紹介されています。
実際、中止だけじゃなく、延期とかになるケースもあるので(天候などにより)。
callの動詞が、過去分詞になり、それが形容詞化して、(審判によって)叫ばれた、のです。
何て叫ぶんでしょうかね。
The umpire calls the game ended. ( 5文型)
でしょうか。
皆さん、今度野球を見ていて、コールドゲームになったら、審判がなんというか、観ておいてください(笑
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kunia (土曜日, 11 3月 2023 19:37)
mercy ruleの間違いです。米国でcalled gameとは言いません
YEC (火曜日, 14 3月 2023 14:25)
Kunia様、ご指摘ありがとうございました。
米国ではcalled gameという表現は使わないとのこと、
mercy ruleですね。
訂正致します。