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英語の丁寧表現スケール

 

英会話を話すとき、日本語にある丁寧ってないのかな?と思いませんか。

 

英語にも丁寧な表現はあります。


「ドアを開ける」という表現で考えてみます。


↑ 命令

  -Open the door.


  -Will you open the door?  


  -Please open the door. (Open the door, please).


  -Could you open the door?


  -I was wondering if you could open the door.

 


↓丁寧


解説:

最初のopen the doorから3つ目のPleaase...、ここまでは命令ですね。昔どこかで、依頼はwill you...で、というのを教科書で見た気がしますが、
will you で頼むのは、家族とか友人とかの親しい間柄。避けたほうが無難です。
Could you...から、丁寧さが感じられます。


最後の表現、I was wondering if... はとても使えますのでぜひ覚えてください。


 「あの、もし~していただけたらいいのに、と思っていたんですが・・・」


英語の丁寧語の考え方ですが、一番きつい、というかストレートなのが、直接相手を指す(you)、そして現在の時制です。


なので、丁寧さを出すには、この例のように時制を過去にしたり、直接相手を主語にしない言い方を考える工夫をします。


でも、よく考えれば日本語もそうですよね。


 「あの、お邪魔でないといいなと思っていたんですが・・・」


 とかいいますよね?時制は?「思っていた」と過去じゃないですか!

 

*参考:東京大学 大学院 理学系研究科・理学部サイト トム・ガリー氏の記事

 

  http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/english/11.html