トップページでも少し触れましたが、いま日本で旬のキーワード『婚活』の英訳は?そう、“marriage hunting””match hunting”。でもこの単語を知っていないとアウトですよね。
日本語ってすぐに名詞化したがる言語ですが、英語はそうでもないんです。どちらかというと、動詞や文節でその事象を長々と説明したがる言葉。私たちもその考え方を応用すればいいのです。
たとえば、この『婚活』。これってなんですか?未来のパートナーfuture partnerを見つける(find) 活動(activity)ですよね。なので、それを中学英語で置き換えると、It’s an activity to find future husband(wife). 「婚活ってね、将来のだんなを見つけるための活動なのよ」とこんな感じで十分。
英語学習者は、わからない単語があると、すぐに電子辞書を広げ、その単語(名詞)を知りたがる。しかし、その瞬間に自らが持っている考える力を放棄しているのですよ!
婚活って何だろう?
⇒ある種の努力(活動)だよね
⇒何のための?
⇒未来のパートナーを見つけるための
これぐらいの頭の使い方ならできるはず。
英語が話せるというのは、単語を知っていることではありません。このように
その事象の本質を説明できる力なのです。
【YECからの提案】
次に英訳がわからない日本語にぶつかったら、まずは電子辞書を閉じ、自分の頭で考えてみましょう。その頭の使い方が英語力なのですから。