いまいち乗り気ではなかった彼と付き合い始めてしばらく経ったある日、とうとう彼はこう聞いてきました。気持ちが掴めない彼は ”Do you love me?” じゃなく”Don’t you love me?” と。あなたにしたら、えっ!?困った微妙な状況。さて、あなたならどう答える?
日本語だとこうなります。
「僕のこと好きじゃないの?」
①「いいえ、好きよ。」
(否定) (肯定)
②「ええ、好きじゃないわ。」
(肯定) (否定)
これをそのまま英語にしたら、それこそあなたは You WII BE in a trouble!
何が違うの?
私達日本人が何気なく使いこなしている日本語の否定疑問文の答え方(否定と肯定のあみ合わせ)は、かなり洗練されています。英語の方がシンプルなルール(肯定と肯定、又は否定と否定)です。とは言うものの、いざ聞かれると、頭の中が急速回転。
(誤)”No. I love you.”
(誤)”Yes. I don’t love you.”
なんて言ってしまい、相手を混乱させた経験があるのでは?
日本語は「僕の事好きじゃない」という内容を否定(いいえ)、つまり好きなので①、内容を肯定(ええ)すると、好きじゃない事になるので②.
Tip:
正確に答えるTip(こつ)はただ一つ、頭の中で訳さない!否定疑問文もただの疑問文も答え方は同じ。”Don’t you love me?” と聞かれても、”Do you love me?” と聞かれても、彼を好きならYes 嫌いなら No. 慣れると英語の方がかえって簡単!付加疑問文 “You don’t love me, do you?” (僕のこと好きじゃないんだね?)や“You
love me, don’t you?” (僕のこと好きだよね?)の場合も答え方は否定疑問文と全く同じです。
“Don’t you love me?” と聞かれたら、自分の答えに焦点を当てて、こう答えましょう。
I love you. だったら ”Yes. I love you.”・・・①
(肯定) (肯定)
I don’t love you. なら “No. I don’t love you.”・・・②
(否定) (否定)
Tipを使えばnot が入った疑問文も怖くない。話し相手を探して練習してみてください。
これを使ったお役立ちフレーズをひとつ紹介します。たとえば、外国人の集まるパーティーで、日本人は最初の一言が苦手。こんな時には迷わず
“Haven’t we met somewhere before?”
(以前に何処かでお会いしませんでしたか?)
と声をかけてみましょう。
日本人には聞けなくとも、英語ならこのフレーズでGO!
“Yes.”なら以前にどこかで会ったことがあります。
“No.”の場合は会ってはいませんが、これをきっかけに話を始めましょう。”This is a beautiful place, isn’t it?” って感じでね。
パーティーでの会話のきっかけに、付加疑問文はとても便利。どんどん話しかければきっと楽しめます。
Enjoy yourself!