いよいよ梅雨の季節ですね。いかがお過ごしですか。代表の川村です。最近、体験レッスンで多いのは「ネイティブとのレッスンをやったんだけれども・・・」という生徒さん。こういう生徒さんにお会いするたび、私は嬉しくなるのです。「ね、そうでしょう?」(笑)
私個人の体験を御話しましょう。私は高校のときに1年留学しましたが、その後はほとんど日本です。
私はずっと、帰国子女の人にあこがれ、自分もネイティブみたいに話せたらいいなあ、と思っていました(おそらく、ほとんどの人が思い当たるのでは?)。
流れるようについてでる美しいフレーズ、単語は聞いたことあるのに、意味がわからないスラングなど、マネをしようと思っていました。
しかし、あるとき、気づいたのです。「彼らのしゃべっていることって、中身があまりないんじゃない?」と。そう、「で、要はなんなわけ?」と聞いて見ると、ただ、何がどうした、ということだけで、内容で勝負するなら、私たち日本人だって、決して引けをとらない。
別に、彼らのようにしゃべれなくてもいいのです。私たちが身につけるべきは、日本語でふだん考えていることが、どう英語に置き換わるのか、という「考え方」なのであり、そこは同じ日本人の先生にしかできない部分なのです。
ネイティブのレッスンは、ある程度英語がしゃべれるようになったら、それを試す実践の場。文法の説明を彼らに聞いても、彼ら自身もわからないし、英語で聞くので余計わからない(笑)。
皆さんだって、「私は」と「私が」の違いをうまく説明できないのと同じです。
ネイティブとのレッスンは楽しいです。ほかの国の人と話しているだけで気分も変わります。ぜひネイティブのレッスンをまずはほかでトライされてください。YECの門を叩くのは、それからでも遅くありません(笑)。