London に住み始めてすぐのこと、イギリス人の友人とCafeで話していたとき、彼は突然、“I’ll go to the john” と言って、どこかへ消えてしまいました。
えええ? 1人残された私。。。 もう彼は帰ってこないのかな? Johnという友人の所へ行ってしまったのかしら?
と1人悩んでいたら、彼は2,3分で戻ってきました。なーんだ、お手洗いかしら? 私が心配そうな顔をしていたので、彼は“I just went to the loo.”
と優しそうに説明してくれたのですが、またまた????
結局、どちらもトイレと判明。1年半の滞在中、the john はあまり聞きませんでした(これは、アメリカ英語なので。でも私の友人はわざと使ったようです)。90%のイギリス人(イギリス人以外の人も含む)はthe loo(トイレの話し言葉) と言ってました。あと10%はthe toilet と言っていました。
でも、イギリスは階級社会で、クラスが違うと話し言葉が変わるので、上流階級は違う言葉を使っているようですが・・・・(表向きは)
先ほどからトイレ、トイレとすみません。でもかなり身近な問題なので、ぜひお付き合い下さいませ。
私はアメリカに住んだことがないので、アメリカ英語に関しては情報としてしかわかりませんが、イギリス英語とアメリカ英語には日本人が考えている以上に違いがあります。イントネーション、スペル、単語その物も違いますが、このトイレも、そのひとつ。アメリカでは、toiletと直接すぎる言葉はほぼ使われないと思います。
the bathroom / the restroom / the men’s (ladies’) room / the washroom
the lavatory / the powder room etc
その他、俗語に到っては数限りなく聞いたことないような単語がいっぱい
(でもあまり使われていないとは思いますが・・・)
もし、アメリカ・カナダへ行かれる場合は、やはりtoiletは避けて、
個人宅の場合なら
“Where is the bathroom?” “Where can I wash my hands?”
パブリックな場所、デパート、ホテルなど
“Where is the rest room?” “Where can I find the lavatory?
などが安全でしょう。
イギリスの場合は、
“Where is the loo?” “Where’s the toilet?”
で大丈夫です。
ちなみに、トイレ行かなくっちゃ!
“I need to go !” とか “Nature calls” (自然現象)なんてのもありますよ!