こんにちは!夏本番 暑い日が続きますが お元気ですか。今回も、似ているけれど使い方を間違えるとちょっと困る、そんな表現をご紹介します。
* 小学生の娘が 塾に行くと 隣の席のA君が 話しかけてきました。
「昨日甲子園の予選を見に行ったんだけどさ、逆転また逆転で俺、スッゲー
どきどきしたよ!」
娘はA君の60点の漢字テストを見て「そんなとこ行ってる暇あったら勉強しなよー」
と答えたそうですが、それはまあいいとして。
この場合、A君は an excited spectator (どきどきわくわくさせられた観客)です。そして、この試合は an exciting game (どきどきわくわくさせる試合)です。
普通の和訳だと、どちらも(どきどきわくわくの観客)とか、(どきどきわくわくの試合)となるので、上記 2つの形容詞を取り違える生徒さんがいますが要注意です。
同様に a surprised look (驚かされたような 顔つき)、a surprising report(びっくりさせるような レポート)、bored pupils (退屈させられている生徒達)、 a boring book(うんざりさせる本) も頭の中で上記のように、わざとらしい訳をすればわかりやすいですね。
で、ここで気づいた方もいるかも知れません。
じゃあ I'm excited! っていうのは? これはexcite という動詞の受身形です。感情を表す場合 こうやって 受身形を使います。 I'm surprised! とかね。
では 次の訳は?
1. I'm bored to tears.
2. You're boring !
1 は “ めちゃめちゃ(涙がでるほど) 退屈だよ。”
2 は “ おまえって つまんねーやつ!”
つまり、デート中に彼女が面白くなさそうにしていて「あれ 退屈しちゃった?」なんて気遣うつもりで2 の台詞を言っちゃうと...
では See you!